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旅の記憶・ヨーロッパ/イタリア編③

前回のイタリア編②からずいぶんと日にちがたってしまいまして。。。すみませんsweat02

お陰さまでPCも無事戻ってきて、ぼちぼち旅話も再開していきたいと思います。

それではイタリアの続きから。。。pencil

パドヴァはローマ時代からの古都で、静かな落ち着いた町でした。

13世紀に創立されたパドヴァ大学があることで有名で、

コペルニクスや、ガリレオ・ガリレイもここで学んだというのですから驚きです。

まず向かったのは14世紀初めに完成したスクロヴェーニ礼拝堂

こちらのジョットによるフレスコ画が本当に素晴らしいのですshine

ジョットはゴシック期のイタリアの画家、彫刻家、建築家で、

それまでの平面的・装飾的なビザンティン絵画の描写法から

三次元的な空間表現や人物の自然な感情表現をもたらし、

「西洋絵画の父」といわれています。 

礼拝堂に入ってまず飛び込んでくるのは、鮮やかな"青"の世界。そして静寂な空間。

Rimg0519

                      a. 礼拝堂内部全体

Rimg0567

                              b. 青の天井

堂内には壁から天井にいたるまで、「最後の審判」や[マリアの生涯」「イエスの生涯」

など、その代表的な場面がストーリーを追えるように描かれています。

                        

Rimg0522

                            c. 三王の礼拝

                *写真出典: a~cとも ガイドブック 「La Cappella degli Scrovegni a Padova」

   

どのくらいの時間でしょうか。。。

静かに壁画を見つめ、この聖なる空間に身をゆだねていました。

当時の人々の「想い」が伝わってくるような感覚をおぼえました。。。

.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

礼拝堂を後にして、しばらく博物館や街の散策を楽しみましたshoe. 

 

サンタントニオ聖堂( Basilica di S.Antonio )に到着したのは夕暮れ時でした。

38santonio

パドヴァの守護聖人である聖アントニオの聖遺物を保管し、

世界から多くの来訪者がある教会です。

ちょうどミサの最中で、扉をあけると何ともいえない香りが漂い、

見上げれば天への巨大なドーム、まさに荘厳。。。

静けさと祈りの空間。人々が集い、司祭から発せられるイタリア語の説教が

心地よく流れていく。鎮まる心。。。

このような心を休め、祈る時間や場所の存在。その意味や意義を考え・・・

うまく言葉にできない何かを感じました。

「天」に通じるあの空間が敬虔な気持ちにさせるのかもしれません。。。

このような体験ができたことに感謝しつつ、

実際に五感を通して感じ、考えることの大切さを伝えていきたい。。。と思いました。

Rimg0497

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「旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

こんばんわぁ。。イタリア。。再開。。私もイギリス休止のまま
だった。。happy02bell

礼拝堂の。。碧。綺麗なブルーで。。宗教画やフレスコ画。。ちょっと
苦手だけど。。ブルーのおかげで。。難なく受け入れ可能。。
昔のブルーは。半貴石のラピスラズリの粉末なんですよね。。
やっぱり。。いいですね。。spade
その場所に立たないと。。感じれない。。大切さ。。ありますね。confident

投稿: jazzmainej | 2011/04/03 21:47

こんばんは。
イタリアのお話、待ってましたlovely

時の経つのも忘れ
青の世界に包まれるmist
その場に居ないと味わえない感情かと思いますconfident

ミサの最中に遭遇したのはラッキーでしたね。
精神性の高い貴重な体験をされたこと
素晴らしいことですね。

投稿: はなのいろ | 2011/04/03 22:46

フレスコ画、すばらしいですね!
青の世界と静寂に満ちた空間、
ぜひ実際に体験してみたいです。
教会や大聖堂、礼拝堂、もちろん日本の
社寺仏閣なども、宗教建築の祈りの空間と
精神性にはとても興味があります。
イタリアのお話、楽しみです~heart04

投稿: hanano | 2011/04/04 19:08

jazzmaine ちゃん

こんばんは~note

やっと再開できました。。。chick
宗教画は特別に興味があるわけではなかったけど
ここで見たジョットは本当に魂がこもっているようで
すばらしかったです。
そうかぁ、あの鮮やかな青はラピスラズリshine
私のお守り石だわ。。。
実体験って大切ですよね。
イギリス再開も楽しみにしてますよんwink


はなのいろ さん

こんばんはhappy01

ありがとうございます~heart04
パドヴァでは現在の日常生活では味わえない
本当に貴重な体験ができました。
キリスト教文化圏ならではですよね。
この旅の中でもかなり上位に来る印象深さです。
文化、民族、宗教。。。いろいろなことを考え
その場に身を置くことの大切さを再認識しましたconfident


hanano ちゃん

このフレスコ画は圧巻です。
すべてお見せしたいところですが・・・
ぜひ、あの空間を体験してみてくださいshine
実は、以前文化(宗教)人類学に片足突っ込んでいて
研究テーマにしたかったくらいなんです。。。
建築をはじめとして、祈りの空間にまつわるものには
興味が尽きないですね。

イタリアはあと2、3か所?お付き合いいただければ
嬉しいですwink

投稿: 管理人 | 2011/04/04 21:30

snufkin♪さんこんばんは
いつもコメントをありがとうhappy01paper

旅の記憶airplaneshipconfident
もヨーロッパ/イタリア編③へと…

schoolパドヴァ大学‥ですか
fullmoonmoon3nightsearchコペルニクスや、ガリレオ・ガリレイも学んだ!
そういわれると凄い歴史の重みをひしひしと感じますね!

それでもfullmoonrecycle地球は廻っているっていう事ですネgood

今回の大地震で地軸ズレてしまったようですが・・・sad

ジョットのフレスコ画本当に素敵ですね!

礼拝堂‥精緻な装飾のshineジュエルボックスの様な
爽やかなパステルブルーが出迎えてくれて

「最後の審判」[マリアの生涯」「イエスの生涯」「三王の礼拝」広がりと立体の空間
圧巻の3D空間絵巻が凄いですよねhappy02

そして聖アントニオのサンタントニオ聖堂

時を重ねて深みを増す神聖なドーム
精霊が住まう空間
荘厳な雰囲気のなか‥普段はなかなか感じることのできない
敬虔な気持ちを体験されたんでしょうか?

宗教‥特に意識して無くても
ギルガメッシュ叙事詩‥古事記に日本書紀の記紀歌謡
最古の叙事詩で文学‥そして歌に言葉にも
宗教画も肖像画も美術工芸品等
呪いや神事が生活の一部だった時代は
自然に関わってきてしまいますものねsign03

でも‥そういう部分とは別に普遍的なものや
文化や価値観超えて現代にも伝わるものもありますしね!

pcPCが復活して
なんだかrunheart01旅人のハートも
しんしんと静かに燃えているんでしょうか?

更新ペースがあがって追いつけなくてゴメンなさいcoldsweats02

それじゃまたお邪魔しますpaper

投稿: とり3 | 2011/04/05 02:48

snufkin♪さん、こんにちは^^

まずはPC無事修理完了して良かったですね。
イタリアのお話楽しみに待ってました。
すばらしいですね。感動的な壁画ですね。
これぞまさに"青"の世界ですね。
ぜひぜひ、この眼で見たくなりました。
いつかきっと。
素敵な写真ありがとうございましたhappy01

投稿: Rossy | 2011/04/05 13:00

こんにちは、イタリアの旅、待っていました。
きれいな青なんですね。。。ラピスラズリの粉末か。。。
今までこんなの見たことないな~
でもこんなところにいたら、しばらく立ち止まっていそう。。。
私は、何の知識もないから、ただ感じるだけです。

投稿: | 2011/04/05 13:14

とり3 さん

こんばんはhappy01
歴史のあるまちはいいですよね~
ここであの偉人達も過ごしていたかと思うと
なんとも感慨深いものです。
礼拝堂は内部はこじんまりとした空間で
ジョットの世界に浸れます。

サンタントニオ聖堂は訪れたタイミングもよく
人々が祈る美しい光景に本来のあるべき姿
を見たような気がしました。
ギルガメシュ叙事詩sign03といえば
フンバンバとレバノン杉。。。
人間の森林破壊もこのころから
あっちょっとそれましたsweat01

そうですね、記紀の昔から、
もっといえば縄文の祭祀遺構からも
祈るという行為は人間が生きていくうえで
身近であり不可欠なものであったことが
うかがえますね。

ペース上がったかしら??
でもこれ以上は無理かもrun
こちらこそ、毎回おじゃまできずにごめんなさい。
気が向いたときにでも、覗いてもらえればうれしいです。


Rossy さん

PCのこと、ご心配いただきまして
どうもありがとうございます。
Rossyさんの美しい海のBLUEと
同時期に。。。
壁も天井も青の空間。
そこに丁寧に描かれた物語の数々。。。
撮影禁止のため、ガイドの写真ですが
実物はもっと鮮やかな青色ですshine
ぜひ、ジョットの青をご体験ください!


かっつん さん

こんばんはhappy01
かさんだなんて。。。かっつんさんでよろしいですか?
イタリア話、遅くなってしまいすみませんsweat01
ラピスラズリの青と言われれば、
あの鮮やかさにも納得ですね。
この時はほとんど知識のないまま礼拝堂に突入しましたsmile
当時は伝える対象を限定していたので。。。一言多かったです。
まっさらで感じることは大切ですよね。

投稿: 管理人 | 2011/04/05 20:32

こんばんは
昨日は中途半端でごめんなさい。名前も。。。
なにも知らないので、勉強になりますといいたかったのです。
でも自分で見るときはほとんど調べないまま…(面倒なので。。。)帰ってから後で調べます。そのほうが先入観を持たないで済むし、頭に入るし。。。

ようは難しいことが面倒なだけです。
これからもいろんなことを教えてくださいね。
楽しみにしてます。

投稿: かっつん | 2011/04/06 23:43

こんばんは。

お心遣い、恐縮です。
こちらこそ申し訳なかったです。。。
私もどちらかというと後で調べる派ですwink
感覚人間のうお座ですし。。。pisces
未熟者でお恥ずかしいですが、
読んでいただけてとてもうれしいです。
かっつんさんのお人柄が偲ばれるブログ
語り口も含め、大好きですheart04
今後ともよろしくお願いします。

投稿: 管理人 | 2011/04/07 20:01

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